こんにちは。大阪府堺市でパンを製造・販売している堺の手作りパン『創作工房プランタン』です。
このコラムではプランタンはどんなパン屋なのか紹介します。3つのこだわりやマル秘情報をお伝えしますので、プランタンの常連さんも要チェックです。
堺の手作りパン『創作工房プランタン』
プランタンは1970年のオープン以来、堺の人々に半世紀以上愛して頂いてるパン屋です。
2006年には「堺技衆」認定、2013年「技能功労者賞」を山茂シェフが受賞。テレビや誌面に取り上げられたことも多々あり、おかげさまで堺の実力派パン屋としても知られています。
プランタンのパンの始まりは「おいしいパンを食べてほしい」というシンプルな想いから。
「食べる」という行為は空腹を満たすだけでなく、健康な体を作るための役割もあります。
何気ない毎日の食卓に並ぶパンだからこそ、小さな子どもが安心しておいしく食べられるパン作りをプランタンは大切にしているのです。
「ものづくりのまち」である堺らしい、職人が手間ひまかけて作ったプランタンのパン。毎朝のモーニングにも、大切な方への手土産にも。「食べてみて!」なんて胸を張って薦められる心が弾むパンなのです。
プランタン3つのこだわり
堺の実力派として知られるプランタンのパンには、3つのこだわりがあります。
・やさしい素材
・ていねいな手仕事
・たくさんの種類
半世紀以上もの間、堺の人々に愛され続ける理由である、プランタンの徹底したこだわりを紹介します。
— やさしい素材
プランタンのおいしいパンは、やさしい素材で作られています。
(「素材へのこだわり」ページもご参照ください)
近ごろ話題になっているのが食品への添加物。パンによっては防腐剤やイーストフードが含まれていることがあります。
防腐剤は文字通りパンを腐りにくくさせるための添加物で、保存料と表記されていることが多いです。防腐剤のなかには「体へあまり良くない影響があるのではないか」といわれているものもあります。
イーストフードはパンの発酵時間を短縮させるための添加物です。塩化アンモニウムや硫酸カルシウムなど数種類が混ざっています。
そのため、「添加物の入ったパンを小さな子どもに食べさせるのは心配」と悩む方もいらっしゃいます。
プランタンのパンは防腐剤・イーストフードを使用していません。
その日に並ぶパンをその日の早朝から作るため、添加物を使用する必要がないのです。
パン酵母でじっくり熟成させて作ったパンは、安心・安全で笑顔で食べられます。
また、パンに使用している素材にもこだわりがあります。
JA安全規格適合品の安心かつ栄養も豊富な卵や国内産のバター、成分無調整の濃厚な牛乳などを使用し、おいしいだけでなく安心して食べられるパンを作っているのです。
人気のサンドイッチは挟む具材にもこだわりがあります。
ミックスサンドのゆで卵は既製品ではなく自家製を使用。カツサンドなど豚肉を使用するサンドイッチであれば、パンの種類に合わせて三元豚と四元豚を使い分ける徹底ぶり。
毎日食べるパンだからこそ、プランタンはやさしくおいしい素材を選びます。
— ていねいな手仕事
プランタンのパンがおいしいのは職人による、ていねいな手仕事で作られているから。
(「手仕事のこだわり」ページもご参照ください)
毎朝3時半。日が昇る前からパン作りが始まります。
その日にお店に並ぶパンはその日に粉の配合から作り始める徹底ぶりです。もちろん、冷凍生地は使用しません。
毎日の気温や湿度に合わせて配合や焼き時間のタイミングを微調整し、今日の一番おいしいパンの焼きあがりです。
人気のサンドイッチに使う野菜もていねいに水気を取ってから挟むので、新鮮な野菜のシャキシャキとした食感とパンのふわふわ感が楽しめる仕上がりに。
「パンがべちょべちょ!」なんてことがないのは、プランタンの職人のていねいな手仕事があってのことです。
プランタンのパンは、「ものづくりのまち」堺の職人らしいていねいな手仕事によって作られたパンなのです。
— たくさんの種類
プランタンのパンは、毎日たくさんの種類が焼き上げられています。
その数はなんと60種類以上、季節によっても変わりますが160種類を超えたこともあるのだとか。
なぜこんなにも種類が多いのか、理由は山茂シェフがお客さんの喜ぶ顔が見たいから。
最初は数十種類のパンしかありませんでしたが、お客さんの好みに合わせて開発していくうちにどんどん種類が増えていき、並べる場所がなくなることもありました。
仕方がなく1種類増えたら1種類減らすようにしていると、お客さんから「あれ?あのパンは今日はないの?」なんて声がかかることが多々あったのです。
山茂シェフはお客さんの喜ぶ顔を見るために、60種類以上のパンを並べるようになりました。
「選ぶのが楽しい!」「なくなる前に行かないと」という口コミが広まり、今ではたくさんの種類のパンが並んでいるのがプランタンではあたり前の光景です。
プランタンなら、何度来ても新しい出会いを見つけられます。
プランタンのパンをもっと美味しく食べるには?
こだわりの素材を使用し、職人が手作りするプランタンのパン。
そのまま食べても美味しいですが、実はもっとおいしく食べるコツがあります。
今回は「食パン」「サンドイッチ」「フランスパン」をおいしく食べるコツを紹介します。
— 食パンを美味しく食べるコツ
プランタンでも人気の食パン。ふわふわだったり、もちもちだったり、種類によって食感が異なるのが楽しいポイント。
お家で食べるなら魚焼きグリルを使ってトーストしてみてください。
魚焼きグリルはピザ窯のように熱が対流する仕組みのため、外はさっくり・中はふんわり焼きあがります。
「魚臭くならないの?」と心配になるかもしれませんが、焼きあがってすぐに取り出せば臭いは付きません。
明日のモーニングに試してみてくださいね。
— サンドイッチを美味しく食べるコツ
新鮮な野菜が入ったプランタン自慢のサンドイッチ。
もちろんそのまま食べても美味しいですが、試しにトースターでホットサンドにしてみてください。
火の通ったしっとりしたレタスはハムと絶妙にマッチし、美味しさ倍増!
トーストの際にはきゅうりを抜いておくのがポイントです。
いつものサンドイッチが大変身しますので、お試しください。
— フランスパンを美味しく食べるコツ
付け合わせやサンドイッチにも使える便利なフランスパン。
実は、あんこ×マヨネーズを付けるアレンジがプランタンの山茂シェフおすすめの食べ方です。
理論上「塩み」「甘み」「酸味」が三位一体になったときに「おいしい」と感じるそうですよ。
そのため、フランスパンの「塩味」に、あんこの「甘み」・マヨネーズの「酸味」が加わると絶妙にマッチするのだとか。
三位一体を意識し、あんこ×マヨネーズ以外にも新しい組み合わせを探してみてください。
プランタンのマル秘情報
堺で人気のプランタンには、実は常連のお客さんも知らない方が多いマル秘情報があります。
ここでは、公式サイトにも書いていないマル秘情報をこっそり教えます。
— 朝6時30分からオープン?!
プランタンの公式サイトには開店時間が「7時」とありますが、実は「6時30分」には開いていることも…?!
プランタンがある通りは通勤路なので朝に買っていくお客さんも多く、なかには通勤前にプランタンにお弁当箱を持ってきて、ランチ用のサンドイッチを詰めていくお客さんもいます。そういった方のためにお店を早く開けているときがあるのです。
もし少し早い時間に着いてしまったときは、お店のなかをのぞいてみてください。声をかけてもらえればスタッフが対応できることもありますよ。
— 焼きたての食パンは「昼」が狙い目
もし「焼きたての食パンが食べたい」というのであれば昼が狙い目!
実は、食パンの多くは昼の時間に焼きあがるものが多いのです。
パンの種類 | 焼き上がり時間 |
---|---|
食パン(角・2斤・レーズン山食など) | ①11:00 ②14:00 |
デニッシュ食パン | ①8:30 |
スーパードリーム | ①13:00 |
ライ麦食パン | ①14:30(木・土・日) |
お昼休憩中にふらっと立ち寄ると、焼き立てパンとの出会いがあるかもしれません。
— お得な20%OFFを探そう
実は、プランタンでは焼き上がりから15時間以上経ったパンは20%OFFで販売しています。
プランタンのパンは徹底して袋詰めしており時間が経っても美味しいので、とってもお得。
運よく出会えたらお買い上げがおすすめです。
プランタンは堺の人々に愛され続けるパン屋さんです
1970年のオープン以来、堺の人々に半世紀以上愛され続けるプランタン。
「やさしい素材」「ていねいな手仕事」「たくさんの種類」の3つのこだわりが人気の秘密です。
毎日の食卓を彩るパンは安心・安全でおいしいものを選びたいものです。
小麦粉や水などの優しい素材を使用して毎朝焼き上げられるパンは、朝食にもおやつにもぴったり。
堺でパン屋さんを探しているのであれば堺の手作りパン『創作工房プランタン』にお立ち寄りください。